証券アナリスト(CMA)
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目標年度 | 2021年 |
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販売開始日 | 2020/11/12 (木) 00:00 |
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販売終了日 | 2021/10/31 (日) 23:59 |
お申込形態一覧
講座の特長
3科目横断学習法 パーフェクト証券アナリスト(CMA)1次試験対策講座は、科目別に縦割りなっている証券アナリスト試験1次レベルの出題分野を分析し、組み立てなおした講座です。
従来型のテキストや講座にありがちな「上から」目線ではなく、受験者の目線に立っていることも大きな特徴です。具体的には、考え方を重視して解説し、数式は最小限にとどめ、直観的な理解を通じて数式の定着を確保することを目指しています。
全科目の共通部分を最初に解説します。証券アナリスト試験の異なる科目の間には、一方を理解するために他方が前提になっているという相互依存関係がありますが、縦割りの講座でこの点に対処することは不可能です。
3科目横断学習法 パーフェクト証券アナリストでは、学習順序を独自の配列に置き換えることによってこの点を解決しています。その結果、全体の分量を圧縮することもできました。
1次試験科目の紹介
証券分析とポートフォリオ・マネジメント
株式、債券、デリバティブなどの金融資産の分析、複数の金融資産(ポートフォリオ)を通じた資金運用、市場における金融資産の価格決定プロセスを取り上げる証券アナリスト試験の中核科目です。幅広い範囲に及ぶだけでなく、将来の金額の現在の価値を求める割引計算をはじめとして数学・統計学が多用される分野でもありますが、考え方・直観的理解重視のアプローチで十分突破可能です。
財務分析
企業の財政状態と経営成績を企業の外部から把握しやすい形式で数字によって表した表(財務諸表)の作成基準(会計基準)を取り上げる財務会計と、財務諸表に基づいて企業を分析する財務諸表分析という2つの領域で構成される科目です。左右を一致させるという複式簿記の考え方と、様々な財務指標の正確な記憶が重要になります。現代の会計基準では、証券分析とポートフォリオ・マネジメントと同様に割引計算の考え方が相当取り込まれているほか、試験に株式分析の出題が含まれることもあるという依存関係も存在します。
経済
経済は、個々の財・サービスの市場の参加者(消費者および企業)の選択の問題の解決と、その結果として市場で取引価格・数量が決定されるプロセスを明らかにするミクロ経済学、および、経済全体の生産量、雇用、物価、金利、為替レートなどの「変数」の動きを説明するマクロ経済学で構成されています。数式が用いられますが、その背景にある経済学的な解釈を理解することが大切です。ミクロ経済学は証券分析とポートフォリオ・マネジメントの前提になっている基礎科目でもあります。
講座内容
●講義動画(Web受講のみ)
試験科目を横断的に解説した講義。
●過去4回分の試験問題解説講義
直近の2020年度試験と2019年秋試験と2019年春試験、そして2018年春試験の4回分の試験問題を分かりやすく解説。
※2020年度試験の解説講義は2021年1月下旬公開予定です。
●科目別 Web修了テストと修了テスト解説動画
Web解答(OnlineStudySP)になります。
マイページログイン後にOnlineStudySP上にて、問題を解いてください。
(添削課題には、動画・音声・PDFはございません)
また修了テストの解説動画も視聴可能です。
●試験科目別復習用チェック集
過去問を解いたり実際の本試験前に復習用のチェックできる試験科目別のチェック集です。
●「金融技術の基礎」科目の数学補足
「金融技術の基礎」科目で使用する【指数法則】と【微分】の補足説明資料です。
カリキュラム
講義科目 | 講座内容 | 試験科目 テキストページ相対表 |
該当本試験科目 |
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金融技術の基礎 | 金融資産の一物一価など、将来の確実なキャッシュ・フローの評価 | 第1章第1項〜第2項2.4.5 | 証券分析とポートフォリオ・マネジメント/経済/財務分析 |
一物一価の応用例・確率変数、財務会計のイントロダクション | 第1章第2項2.4.6〜第3項/第3章第1項 | ||
基礎ミクロ経済学A | 期待効用理論、リスク回避、状態価格 | 第1章第4項、第2章第I部第3項 | 証券分析とポートフォリオ・マネジメント/経済 |
基礎ミクロ経済学B | 不完全競争市場と市場の失敗、ゲーム理論、異時点間の消費の選択 | 第2章第I部第2項 | 経済 |
ポートフォリオ他A | 期待効用理論、リスク回避、状態価格 | 第1章第4項、第2章第I部第3項 | 証券分析とポートフォリオ・マネジメント/経済 |
ポートフォリオ他B | 投資機会集合 | 第1章第5項 | 証券分析とポートフォリオ・マネジメント |
投資家の選択の問題 | 第1章第6項 | ||
資産価格理論A | 株価格モデルと企業分析 | 第1章第8項 | 証券分析とポートフォリオ・マネジメント/財務分析 |
資産価格理論B | CAPM(資本資産評価モデル) | 第1章第7項 | |
ファクターモデル、債券のデュレーションとコンベクシティ、オプションとデリバティブ戦略、時間加重収益率と金額加重収益率 | 第1章第9項〜第12項 | ||
財務分析 | 財務諸表、損益の計算 | 第3章第2項〜第3項 | 財務分析 |
その他の会計基準とキャッシュ・フロー計算書、析財務諸表分析 | 第2章第4項〜第5項 | ||
マクロ経済学 | 国民経済計算、45度線モデル、IS−LM モデル、AD−AS モデル | 第2章第II部第1項〜第4項 | 経済/財務分析 |
金融と財政、経済成長会計、国際金融 | 第2章第II部第5項〜第7項 | ||
2020年試験 過去問解説 | 証券分析とポートフォリオマネジメント/経済/財務分析 | ― | 証券分析とポートフォリオマネジメント/経済/財務分析 |
2019年秋試験 過去問解説 | ― | ||
2019年春試験 過去問解説 | ― | ||
2018年春試験 過去問解説 | ― |
講師紹介
- 佐野 三郎 講師
- プロフィール
日本証券アナリスト協会検定会員。日本ファイナンス学会会員。
証券会社のエコノミストなどを経て、(公)日本証券アナリスト協会で教育・試験を10年間担当。同協会在職中は、それまでの実務経験に加えて理論的な学習を深めるのと同時に、分かりやすい教育プログラムの在り方を検討し続けた。同協会を退職後、「証券アナリスト試験対策のzip」として教室の開催を継続している。試験対策としての効率性を重視することは言うまでもないが、証券アナリスト試験の学習が試験合格後の能力開発のスタートラインになるように、応用の効く理解を提供することを心掛けている。
使用テキスト
当講座で使用する、テキストのご紹介です。テキスト価格は講義代に含まれています。
- パーフェクト証券アナリスト 第一次レベル
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- 佐野 三郎 著/zip証券アナリスト受験対策室 編
- 出版社 ビジネス教育出版社
- 定価 本体4,800円(税抜)
- 体裁 610ページ
- 発行 2019年9月30日
- ISBN 978-4-8283-0775-6
- 使用するテキストは、本講座と同様に独自の構成で3科目が一冊にまとめられている「パーフェクト証券アナリスト第1次レベル」です。考え方と直観的な理解の解説に重点を置いており、数式の展開は類書にない丁寧さになっています。本講座と同じコンセプトで講師が開催してきた教室の授業をもとにしているので、動画と併用することで学習効果がさらに高まるでしょう。
スケジュール
●WEB動画配信
2020年11月19日(木) 〜 2021年11月30日(木)
●テキスト発送日
2020年11月19日(木)
●科目修了テスト実施日
2020年11月19日(木)〜 2021年11月30日(火)
●2020年度過去問解説講義 WEB動画配信
2021年1月下旬予定
受講料(10%税込)
テキスト価格は講義代に含まれています。
※テキストのみの販売、またはテキストなしで講義のみでの販売は行っておりません。
一般価格
受講形態 | 一般価格 | 提携校通学 | 大学生協・ 書籍部価格 |
代理店 書店価格 |
講座コード |
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通信(Web+音声DL+スマホ) | 70,000円 | 98,000円 | 66,500円 | 68,600円 | XB21065 |
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