担当講師

反町 義昭 LEC専任講師

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本講座は「刑法“完全攻略”講座」の続編であり，併せて受講することで刑事系科目の“完全攻略”が完成します。もっとも，理論科目としての特性が色濃い刑法に対し，刑事訴訟法は実務科目としての特性が強いことから，本講座では，より判例・実務に対する理解の重要性を意識した解説を心掛けます。また，刑事訴訟法では，重要論点が繰り返し出題される傾向が刑法より更に強く，論文式試験での出題分野はかなり限定されていることから，既存の過去問をしっかりと検討しておくことで今後の出題に対応する力が十分に身に付きます。特に「伝聞法則」については，他の論点を圧倒的に凌駕する頻出度を誇っていることを踏まえ，講義では，論点それ自体の解説に加えて，問題分析の手順を明確に示した上で全問題について相当詳細な分析を試みることにより，より実戦的な内容となるように意識します。
本講座は刑事訴訟法の“総仕上げ”です。刑法講座と併せて本講座で刑事系科目があなたの得点源になるはずです！

回数

全7回

講義内容

第1回

強制処分（第1講）

→強制処分の意義（H30，H27，H19，H28）

任意捜査（第2講）

→職務質問に伴う停止措置・留め置き（H28），所持品検査（H18），ビデオ撮影（H30，H19），会話録音（H27），任意同行・取調べ（R2，H26），おとり捜査・秘密録音（H22）

第2回

逮捕・勾留（第3講）

→準現行犯人逮捕（H25），現行犯人逮捕（H23，H18），別件逮捕・勾留（R1，H23）

捜索・差押え（第4講）

→令状による捜索・差押え（H29，H24），捜索差押えの付随処分（H29，H20，H21，H22），逮捕に伴う捜索・差押え（H25，H24，H18），領置（H22）

第3回

接見交通（第5講）

→接見指定（H28）

訴因変更（第6講）

→訴因変更の要否（H26，H24），訴因変更の可否（R1，H26）

第4回

公判前整理手続（第7講）

→公判前整理手続後の主張制限（H28），公判前整理手続後の訴因変更（R1）

伝聞法則①（第8講）

→伝聞証拠の意義（H30，H28，H22），犯行計画メモ（H27，H18）

第5回

伝聞法則②（第8講）

→再伝聞（H23，H20），実況見分調書（H25，H21），弾劾証拠（H29）

第6回

自白法則（第9講）

→自白法則と違法収集証拠排除法則（R2），不任意自白の派生証拠（H27）

違法収集証拠排除法則（第10講）

→違法収集証拠の派生証拠（H27），違法の重大性（H18）

同種前科等の関連性（第11講）

→同種前科（H19），類似事実（R2）

第7回

令和3年問題解説

※実際の講義の進度に応じて各回で扱う内容が前後することがあります。

※講義では別売テキスト（『司法試験体系的問題解析刑事訴訟法』）を使用します。各回で扱う論点について、テキストの［論点解析］を読んだ上で講義に臨めばより学習効果が高くなります。

※各回で扱う過去問について、あらかじめ問題文を読んだ上で講義に臨んでください。

使用教材

テキスト

「司法試験体系的問題解析刑事訴訟法」（成文堂,2021年）※別売

配布レジュメ

・司法試験全過去問資料集（過去問、出題趣旨、採点実感、再現答案）
・講義ノート

教材発送日 Web・音声DL配信開始日

お申込み後、随時

受講期限

2023年9月30日（土）

受講料

※音声DL＋スマホ視聴付き