道場詳細

短答本試験で出題される条約10問は、合格点39点を獲得する上で、大きなウエイトを占めるだけでなく、合格基準点4点以上を獲得する上での鬼門科目といえます。5問のPCTは広範囲の規則が問われ、残り5問のパリ、TRIPS、ジュネーブ改訂協定、マドリッド協定議定書も多岐にわたるため、条約は毎年受験生を悩ませます。そこで、本道場（パート1、2）では、関連国内法も含めた条約全体を短期に完全攻略し、条約9割以上、関連国内法3点以上の獲得を目指します。

パート2詳細

条約は判例や解釈を伴う問題はほぼ皆無であり、高精度での知識も要求されないことから、多岐にわたる条約もテーマごとに紐づけて整理し、各条文の本質を理解すれば容易に正答できる特質があります。
そこで、本道場では、パリ条約は出題テーマごとの要点詳述と国内法との紐づけにより、TRIPSは重要項目の要点詳述及び国内法やパリ条約との紐づけにより、また難関で出題頻度が高い「知的所有権の行使」では3つの救済措置の対比かつ紐づけにより、全体の整理及び本質理解の醸成を図ります。ジュネーブ改訂協定及びマドリッド協定議定書では、手続きの流れを可視化し、重要項目同士の紐づけと要点詳述、さらに意匠法、商標法との紐づけによる短期理解及び記憶の定着を図り、PCT以外の条約5点、関連国内法3点の獲得を目指します。なお、特許法条約は、論文で出題された経緯があり、出題されないとも限らないので、特許法との関係性が強い部分を中心に説明し、万が一の出題に備えます。

スケジュール

担当講師

江口 裕之 LEC専任講師

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大阪大学基礎工学部大学院修了。
1991年弁理士試験合格。
1998年米国弁理士試験合格。2002年付記登録。
1992年より、出願等の権利取得からライセンス、審決取消訴訟、侵害訴訟を含む係争、外国訴訟、知財管理、知財戦略立案・統括など多様な実務経験を積む。
著書として「解説 特許法―弁理士本試験合格を目指して」（発明推進協会）。
弁理士受験指導にも30年以上従事。入門講座の他に「論文実戦答練」「Lゼミ」などの学習経験者向け講座を担当。豊富な実務経験と長年の受験指導経験に裏付けられた熱意あふれる講義により最終合格者を多数輩出。

使用教材（受講料込）

• ○講師オリジナルテキスト

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