講座の特長

1 刑事系過去問を全て「設問形式」にアレンジして出題

ご存知のとおり、刑法では、平成30年度に論文式試験の出題形式が変更され、同年以降現在まで「設問形式」の出題が続いています。また、刑事訴訟法でも、近時、複数の理論構成からの検討を求める形式の問題が出題されるようになっています。そこで、本講座では、このような近時の出題形式に倣い、刑事系科目の過去問を全て最新の出題傾向に沿った内容の「設問形式」にアレンジした上で、検討すべき論点を特定して出題します。これにより、現在の司法試験の出題形式に対応した“実戦的な演習”を実現します。

2 「年度ごと」ではなく「論点ごと」の演習

従来の過去問演習・解説講座は、過去問を「年度ごと」に解いた上で当該年度の問題について解説講義を行うものが主流でした。しかし、本講座では、過去問を特定の論点について問う「設問形式」にアレンジした上で、関連論点が出題された複数の過去問を「論点ごと」にまとめて1回分として出題します。1回の演習でフルスケールの答案作成を1年分やるのではなく、論点を絞った部分的な答案作成を2〜3年分ずつやっていくようなイメージです。これにより、膨大な量が蓄積されている過去問の“効率的な演習”を実現します。

3 演習と講義でインプット・アウトプットの同時完成

講義では、各回で出題した過去問について、出題趣旨、採点実感、講師作成の参考答案例等を示しながら、重要論点に関する正確な理解や論述上の注意点等を具体的に解説していきます。この講義と演習のセットにより、重要論点についての理解の定着と実際の試験問題に対する分析、論述方法の修得、つまり、“インプットとアウトプットの同時完成”を実現します。

回数

全24回（刑法12回、刑事訴訟法12回）

講義内容

刑法

刑事訴訟法

使用教材

・問題冊子
・過去問演習教材[刑法]
・過去問演習教材[刑事訴訟法]

担当講師

【刑事系・科目担当】反町 義昭 LEC専任講師

[講師ページへ]

司法試験対策として最優先に検討すべき教材は、言うまでもなく「過去問」です。もっとも、過去問も既に相当の分量が累積していることから、独力で全ての過去問を検討することは難しい状況になってきています。そこで、過去問を題材として実戦的かつ効率的な演習を行い、刑事系科目のインプットとアウトプットを同時に完成させることを目標として本講座を企画しました。本講座では、近時の出題傾向に合わせてアレンジされた「過去問」が出題されます。この「過去問」は「年度ごと」ではなく、刑法・刑事訴訟法の体系順に並び替えられて「論点ごと」に出題されていきます。受講生の皆様は、毎回、２時間の制限時間で実際の試験問題を解くつもりで演習を行い、各自、予め答案を作成した上で解説講義を受講するようにしてください。本講座をペースメーカーとして継続的にインプット・アウトプットを繰り返していくことで、実際の試験問題を適切に分析し、論述することができるようになります。是非、本講座で試験本番における“現場での対応力”を修得してください。

スケジュール

Web配信開始日/DVD発送日・教材発送日

刑法Ⅰ（総論）第1〜6回：12/18（月）
刑訴法Ⅰ（捜査法・公訴公判）第1〜6回：12/18（月）
刑法Ⅱ（各論）第7〜12回：2024/2/13（火）
刑訴法Ⅱ（証拠法）第7〜12回：2024/2/13（火）

受講料

※音声DL＋スマホ視聴付き

Web通信講座 学習システム「Online Study SP」ご利用の注意点

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