はじめの一歩として
厚さ5cmはあろうかというボリューム感に、まずは圧倒されますし、持ち歩きの嵩張り感はもちろんのこと、普通にページを開くだけでも扱い難いなぁと感じたのですが、カテゴリー別に分冊できる仕様になっているので、電車等にも持ち歩きが出来るようになっています。全編にわたりフルカラー・図表・イラストが使われており、読みやすいように文字数も少なめで、法学初心者が挫折しないための工夫が凝らされている一冊。これ一冊で行政書士としての知識が網羅されているとまではいいがたいですが、「法学初心者が試験に合格する」ことに特化した内容だと思います。
行政書士試験は試験範囲が広く一般的に1000時間ほどの学習が必要になると言われているためテキストも分厚くなりがちで、その対策として持ち運びしやすいように1つのテキストが5つの分野ごとに冊子を分けることができるようになっている。
憲法、民法、行政法、その他(商法・基礎法学・一般知識)、行政書士試験用に抜粋された六法と重要なカテゴリごとに分かれていて学習しやすいだろう。
この基本テキストは、そのタイトルの通り教科書に当たるものなので、実際の出題形式で問題が書かれたりしているわけではない。そのため、実際に学習を進めていくには問題集(同じシリーズで揃える方がわかりやすいと思う)と、過去問を解きながら、この基本テキストで答えを探して理解していく、という流れになる。
また適当な時期に模擬試験を受けて知識の定着を確認することも必要だと思います。...折りたたむ
厚さ5cmはあろうかというボリューム感に、まずは圧倒されますし、持ち歩きの嵩張り感はもちろんのこと、普通にページを開くだけでも扱い難いなぁと感じたのですが、カテゴリー別に分冊できる仕様になっているので、電車等にも持ち歩きが出来るようになっています。全編にわたりフルカラー・図表・イ…...続きを読む