実務上のコメントも有益

本書では，「実務では今」というコーナーがあります。　例えば，債権譲渡の単元において，実際に複数の内容証明郵便を確認すると種々の疑問点が見つかることから，現実的には債権譲渡通知書の到達順序によって権利者を確定することは困難のようです。　こうした場合，実務上，第三債務者は相手方のうちの誰かが訴訟提起するのをまって，訴訟告知（民訴５３）により一挙抜本的に解決するのが適切な手段であると指摘されています。　巻末で「債権法改正の基本方針」が収録され，重要な改正点について略述されています。　判例は最判平成２１．３．２７までフォローされています。...折りたたむ

本書では，「実務では今」というコーナーがあります。　例えば，債権譲渡の単元において，実際に複数の内容証明郵便を確認すると種々の疑問点が見つかることから，現実的には債権譲渡通知書の到達順序によって権利者を確定することは困難のようです。　こうした場合，実務上，第三債務者は相手方のうち…...続きを読む

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要件事実のフォローが充実

単元ごとに適宜「要件事実の世界」というコーナーで要件事実がフォローされています。　『図解要件事実』（大江忠著）をベースにしており，ブロックダイアグラムも記載されていて理解がしやすいレイアウトになっていると思います。　また，「代理」や「時効」の単元末には，旧司過去問を要件事実の問題として比較的詳しく解説がされていました。　判例は最判平成２１．８．１２までフォローされています。...折りたたむ

単元ごとに適宜「要件事実の世界」というコーナーで要件事実がフォローされています。　『図解要件事実』（大江忠著）をベースにしており，ブロックダイアグラムも記載されていて理解がしやすいレイアウトになっていると思います。　また，「代理」や「時効」の単元末には，旧司過去問を要件事実の問題…...続きを読む

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短答・論文対策に対応

短答のみならず論文においても出題されるようになった家族法。　本書は単元ごとに「条文」と解説に加えて「論文直前整理」というコーナーで論点についての論証も確認することができ，短答・論文両方の対策ができると思います。　巻末に「判例索引」がないのが難点です。...折りたたむ

短答のみならず論文においても出題されるようになった家族法。　本書は単元ごとに「条文」と解説に加えて「論文直前整理」というコーナーで論点についての論証も確認することができ，短答・論文両方の対策ができると思います。　巻末に「判例索引」がないのが難点です。

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巻末に「債権法改正の基本方針」が収録

巻末で「債権法改正の基本方針」が収録され，重要な改正点について略述されています。　本書では，H24司法試験の論文試験で出題された「混合寄託」についても略述ではあるものの記載がありました。そこでは寄託者は共有持分権を取得する等の記述があり，事前に目を通しておくと理解しやすかったかもしれません。　内田『民法２』（第３版）に対応。　判例は最判平成２１．４．２８までフォローされています。...折りたたむ

巻末で「債権法改正の基本方針」が収録され，重要な改正点について略述されています。　本書では，H24司法試験の論文試験で出題された「混合寄託」についても略述ではあるものの記載がありました。そこでは寄託者は共有持分権を取得する等の記述があり，事前に目を通しておくと理解しやすかったかも…...続きを読む

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法改正・判例百選（第４版）に対応

法改正を踏まえて国際裁判管轄や非訟事件手続にについて加筆・修正がなされています。　また，参考文献も「判例百選」（第４版），伊藤眞「民事訴訟法」（第４版），新堂幸司「新民事訴訟法」（第５版）など最新の改訂版に対応しています。　また，巻頭には「コア・カリキュラム」（２０１２年３月発表・第二次案）の対照表も付いています。　判例は最判平成２２．１０．１４までをフォロー。...折りたたむ

法改正を踏まえて国際裁判管轄や非訟事件手続にについて加筆・修正がなされています。　また，参考文献も「判例百選」（第４版），伊藤眞「民事訴訟法」（第４版），新堂幸司「新民事訴訟法」（第５版）など最新の改訂版に対応しています。　また，巻頭には「コア・カリキュラム」（２０１２年３月発表…...続きを読む

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法改正・判例百選（第４版）に対応

法改正を踏まえて国際裁判管轄や非訟事件手続にについて加筆・修正がなされています。　また，参考文献も「判例百選」（第４版），伊藤眞「民事訴訟法」（第４版），新堂幸司「新民事訴訟法」（第５版）など最新の改訂版に対応しています。　また，巻頭には「コア・カリキュラム」（２０１２年３月発表・第二次案）の対照表も付いています。　判例は最判平成２３．１０．１１までをフォロー。...折りたたむ

法改正を踏まえて国際裁判管轄や非訟事件手続にについて加筆・修正がなされています。　また，参考文献も「判例百選」（第４版），伊藤眞「民事訴訟法」（第４版），新堂幸司「新民事訴訟法」（第５版）など最新の改訂版に対応しています。　また，巻頭には「コア・カリキュラム」（２０１２年３月発表…...続きを読む

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前版から４年半ぶりの改訂

前版（第２版・２００８年３月）から４年半ぶりの改訂。　重大犯罪についての公訴時効制度の廃止など近時の法改正に対応。　百選も第９版の最新版に対応しています。　また，巻頭には「コア・カリキュラム」（２０１２年３月発表・第二次案）の対照表も付いています。　最高裁判例は最判平成２４．２．２９までをフォロー。...折りたたむ

前版（第２版・２００８年３月）から４年半ぶりの改訂。　重大犯罪についての公訴時効制度の廃止など近時の法改正に対応。　百選も第９版の最新版に対応しています。　また，巻頭には「コア・カリキュラム」（２０１２年３月発表・第二次案）の対照表も付いています。　最高裁判例は最判平成２４．２．…...続きを読む

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