講座の概要

［縦断分類編］

論文試験問題では、幅広い知識を問う必要があるため、どうしても事案が絡み合った複雑な問題になりがちです。したがって、必然的に過去の試験問題との類題の比較は困難であり、そもそも類題であること自体に気づかない場合すらあります。

そこで本講座では、過去7年分の本試験問題を基に、
①小問ごとに『問題を分解』
②趣旨規定・権利化前後といった『場面分け』
③それぞれの『場面ごとの論点分類』
を行い、試験問題の出題論点を徹底的に分析し、紐解いていきます。

これらの分析により、本試験における近年の出題傾向を実感として理解することができるでしょう。

また、試験問題を分解するメリットは、試験傾向の分析だけにとどまりません。
本講座では、本試験問題の各設問・小問を、全て「独立の小問」として解答できるように書き直しています。さらに、全ての設問について、要約した問題文「設問骨子」を併記しています。
これにより、通勤・通学等の隙間時間でも論文過去問の演習が可能となり、過去に出題された論点を短期間で網羅することが可能となります。

本講座により、論文試験問題に対する最新の知見を身につけ、試験傾向に密着した学習を進めるための指針としてください。

［再現答案分析編］

本講座は、受験生の作成した再現答案を読み込みつつ、本試験で評価されるポイントを解説し、合格答案の具体的イメージを構築する講座です。
論文に何を書くのか、またそれをどのように表現するのか、という点はテキストや他の講義により身につけることができますが、「何を書かないか」、すなわちギリギリの状況下で、記載についてどのような取捨選択をするのか、という点は青本にも基本書にも載っていません。
そこでLECは、論文本試験を実際に受験され得点評価を受けた受験生の答案を収集し、その答案の中から法域ごと優秀答案一点と当落線上の答案二点を抽出しました。 これらの再現答案を読み込むことで、「合格答案の具体的イメージ」を掴み、論文を「どこまで書くのか」についてのボーダーラインを体感いただけます。
従来は合格者の感覚的な感想や受験指導者の個人的なノウハウに頼るしかなかったこの判断基準を、「視覚化」した形で受験生の皆様にご提供します。

回数

全6回
［縦断分類編］4回
［再現答案分析編］2回

タイムテーブル

前半講義 85分
後半講義 85分

使用教材

・論文過去問分析講座［縦断分類編］テキスト
（答案構成分析版／全文掲載版）
・論文過去問分析講座［再現答案分析編］テキスト

※使用教材は、スケジュールの通り発送いたします。Web上ではご覧いただけませんので予めご了承ください。また、講義内で発生した「板書」に関しましては発送はございません。PDF化したデータをOnlineStudy SP上でご覧ください。

担当講師

• 

  宮口 聡
  LEC専任講師

  [ 講師紹介ページ ]

• 

  納冨 美和
  LEC専任講師

  [ 講師紹介ページ ]

※担当講師は、宮口講師・納冨講師から1講師をご選択ください。

スケジュール

Web動画・音声配信日

縦断分類編：2023年3月23日（木）
再現答案分析編：2023年4月20日（木）
※配信終了日：2023年7月31日（月）

教材発送日

縦断分類編：2023年3月23日（木）
再現答案分析編：2023年4月20日（木）

受講料（税込／テキスト代込）

論文過去問分析講座［全6回］

論文直前パック申込者専用受講生価格のご案内

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• ※論文直前ライトパックと同様の講座が含まれる2023年向け初学者コースをお申込みの方も受講生価格をご利用いただけます。
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お申込時の注意点